高品質なアワビ種苗の生産においては、親アワビの選定が極めて重要な基盤となります。当社では、生育状態や健康状態、殻形や成長特性などを総合的に評価し、種苗生産に最適な個体のみを厳選しています。 選別された親アワビは、ストレスを抑えた安定した環境下で丁寧に管理され、成熟のタイミングを見極めながら採卵を実施。受精から初期育成に至るまでの各工程を一貫して管理することで、生育のばらつきを抑え、均一で品質の高い種苗の安定生産を実現しています。 また、環境条件や水質管理にも細心の注意を払い、外的要因の影響を最小限に抑えることで、健全で生命力の高い種苗の育成基盤を構築しています。
種苗の品質を大きく左右する飼料には、独自に配合したオーガニック飼料を採用し、安全性と栄養バランスの両立を図っています。さらに、自家培養した昆布などの天然由来の飼料を組み合わせることで、より自然環境に近い条件下での育成を実現しています。 成長段階に応じた適切な給餌管理と丁寧な育成プロセスにより、個体ごとの成長を促進し、健全で均一な品質を維持。受精から数ヶ月で約2cmまで成長した種苗は、強い適応力と高い生残性を備えており、出荷後の養殖環境においても安定した成長が期待できます。 こうした取り組みにより、養殖事業者様にとって信頼性の高い種苗供給を実現し、持続可能な水産業の発展に貢献しています。
